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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    フランス人から聞いた豆知識。

    フランス人の少女「ロラ」 松田光司作
    フランス人の少女「 ロラ 」

    今日は親しくしているフランス人から聞いた話を少し紹介したい。


    フランス人というのは、何か集まりや会合がある時に、同業種(同じジャンル)の人達だけでは集まらないようにするらしいのだ。

    例えば一つ例をあげると、政治家の集まる会議の中にアーティストを一人入れたりする、・・・といったような事をやるらしい。

    何故そうするのか?

    それは同じジャンルの人達ばかりが集まっていては、同じような考えや意見しか出なくなるし、会が停滞してくるというのだ。
    そこでその会とは全く関係のない人を一人入れる事によって、全く違った視点からの意見も出てくるし、その一人に触発されて会全体が活性化するらしいのだ。

    これだけ聞いただけでも充分、『なるほど』と納得したのだが、さらにフランス人の話は続く。

    フランスの町並みの事を思い出してもらいたい。

    ヨーロッパの古くて落ち着いた街並みを浮かべるであろう。
    ・・・で、その町並みの中には当たり前のようにエッフェル塔が建っている訳である。

    しかし、今でこそ何の違和感もなく街並みにピッタリと合っているように感じるが、・・・冷静に考えてみれば鉄の骨組みだけの塔である。
    例えば120年前の京都の町に300メートルもある鉄の塔を建てようなどとは絶対思いもしないはずである。

    これこそまさにフランス人のこの気質がなければ、多分計画さえ存在しなかったはずのものなのである。

    古い街並みに異質な物を取り入れ街全体を活性化する、・・・それがエッフェル塔であり、まさにフランス人のやり方だというのだ。

    そう言われて考えてみると、ルーヴル美術館の中庭に建つガラスのピラミッドも確かに同じ発想なのであろうと思われる。
    何しろ宮殿の庭にガラスの建物である。それを融合させてしまうフランス人のセンスには驚かされる。

    たまたま今日はフランス人の話だったが、それぞれの国ならではの特徴ある話を聞くのはとても面白いし、ためにもなるなぁと思うものである。

    当然、普段意識してないだけで、外国人にとってためになるような、日本人の気質の話もそれこそ山ほどあるのであろう。
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    1. 2010/12/18(土) 18:36:58|
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