FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    作品をつくるという事。

    つくる。 撮影 松田光司
    ただ、ただ 制作する日々の中で・・・思う。
    私にとって苦しみとは、作品をつくれる状態にないということ。それは物理的にであれ、精神的にであれ、どういった理由でつくれないにせよ苦しみなのである。

    そして私にとって喜びとは、作品をつくれる状態にあるということ。そこにはたましいの喜ぶ姿こそあれ、苦しむ姿は一切ない。

    これはあくまで私の場合であって他の作家の事は知らないし、知りたいとも思わない。

    私のように作品づくりをしている時が無上の喜びなどと言っていると、それはまだ浅いだの何だの勝手に決め付ける人もいる。

    だが、苦しんで苦しんで苦しみぬいた中から生まれた作品だけが、すべて後世に残るような傑作ばかりではないだろう?と思ってしまう。

    実際、どのような過程を経て作家から作品が生まれようが、傑作、駄作はその過程だけで決まるものではない。

    苦しみさえすれば傑作が出ると言うならみんなそうしている。

    結局傑作を生み出すためのマニュアルなどある訳がなく、1000人いたら1000通りの方法で作品づくりをするしかないのである。


    さて今現在の私の状況であるが、ありがたい事に次から次へと私の中から作品が出てきてくれている。

    今の私が努力している事といえば、常に作品を出し続けても大丈夫なようにしておくという物理的な環境作りなのである。
    スポンサーサイト



    1. 2010/04/24(土) 14:48:31|
    2. 思想
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<具象彫刻をつくっている訳。 | ホーム | 「日本野球発祥の地モニュメント」作者からひとこと。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/25-3e16ab3c
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)