FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    疲れた中での判断力。

    浜名湖より 撮影 松田光司

    まあそんなたいした話でもないのだが、数年前テレビを見ていて少し気になる事があった。


    番組の中で、ある東大卒の人のIQを計ったら100ほどしかなかったのだ。

    私も専門家ではないので、ここでIQの定義についてどうこう言うつもりもないが、とりあえず東大生の平均は120くらいだそうである。

    当然IQがすべてなどと思ってはいないが、それにしても平均よりも随分低い。
    ではそのテレビに出ていた東大卒の人の能力が低いのかと言えば、そうとも思えない人なのだ。

    つまりその人は単純な話、忙しすぎてかなり疲れている様子のまま、IQを計られているのである。
    多分その影響は少なくないはずである。

    きっと疲れもなく元気いっぱいの時であるならば、高い数値をはじき出したであろうと思われる。


    ・・・さて、ここからがやっと私の言いたい部分に入る。

    今の世の中、果たして常に元気いっぱいで、常にまともな判断を出来る状態でいられる人はどのくらいの割合いるのであろうか?と思ってしまうのである。

    結局、東大卒の人も本来はもっと高いIQをはじき出すような切れ者だと思うのだが、実際には常に疲れていてIQも低くしか出ない程度に判断力が鈍っている状態にあった訳である。

    当然IQテストくらいでは計れないような能力で仕事をこなしていると思うのだが、常に疲れている人が常に正しい判断をし、いい仕事が出来ているのだろうか、という疑問も残ってしまうのだ。

    実際、私も適度な疲れならばいいのだが、あまりに疲れがたまりすぎている時には作品がつくれないのである。
    そんな状態ならば、まだやらない方がましなので、休んでしまうか、作品とは関係のない単純作業を行うか、の二択になる訳である。

    仕事があり、忙しいというのは大変ありがたい事ではあるのだが、その人が上の立場であればあるほど、判断の間違いは多くの人を路頭に迷わせてしまうものである。

    まあ最近の事で言えば国を動かす立場の人達、・・・常に疲れた表情を見せられていると、ついつい、この人達は本当に正常な判断のもと国を動かしてくれているのだろうか?・・・と思ってしまう。
    スポンサーサイト



    1. 2010/11/24(水) 13:50:00|
    2. 思想
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<個展における偶然の数々。 | ホーム | やる気がまったく出なかったあの頃。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/228-1e9c93ad
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)