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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    ホッとするとともに・・・。

    アトリエの床 撮影 松田光司


    前にも書いたが、個展前というのは何だかバタバタと忙しいのだが、・・・今日はやっと一息つける感じである。


    ・・・というのは、今日、画商さんが我が家を訪れ、ガレリア・デ・アルテの個展で発表する作品をすべて運んで行って下さったのである。

    それこそ、アトリエの制作台、棚、床などに所狭しと置いてあった完成作品がすっかりなくなった訳である。

    いやぁー本当にすっきり、久しぶりに見る広くなったアトリエの風景、・・・気持ちいい。

    ホッとしつつ、何を考えているかと言えば、広くなったし今現在制作中の作品がやりやすくなるなぁ、という事である。


    私の制作に対する考え方の一つなのだが、「~のために作品をつくる」という事があまり好きではない。

    つまり今回で言えば、「個展のために作品をつくる」という事であるのだが・・・。

    基本姿勢としては、日々制作し、知らない内にたまった作品の中から、ギャラリーの空間に合った作品を選んで発表する・・・・これをよしとしているのだ。

    私が思うに、この「~のために」というのが曲者で、いつの間にか、「~のために間に合うように」となってしまっている例をよく見かけるのである。

    以前にも少し書いたが、「~のために間に合うように」となるくらいだったら、その作品は次の機会に発表した方がいいに決まっているのである。

    作品というのは時間をかければいいというものでもないが、かといって時間をかけなくてもいい、などというものでもない。
    それぞれの作品にとってかけなければいけない必要な時間数というのは絶対にあるのだ。

    ちなみに今制作中の作品は、来年1月に宇都宮のギャラリーシエールで発表予定の作品である。
    それこそ、ガレリア・デ・アルテに出品する作品と同時に制作していた。

    「常に何点も同時制作する中、その時発表出来る状態にあるものを発表する。」

    この基本理念のもと、今回のガレリア・デ・アルテでも、日々制作してきた中から選びぬいた作品を並べる事になるのである。

    今から4日後、11月6日から始まる「松田光司彫刻展」楽しみにお待ち下さい。
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    1. 2010/11/02(火) 16:23:14|
    2. 思想
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:1
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    コメント

    Re: 伺えなく残念です

    山本裕康
    伺えなく残念です>
    6日からの個展。音楽家ならさしずめリサイタルかなと思いますが、彫刻家の方のその心中はいかがなものか?と思っておりました。僕でしたら、後2日でリサイタルなら心身共に疲れ果てている頃で、食欲もなく、眠れない感じです。僕の仕事は再現する事ですが、松田さんはゼロから創造すると言う所が凄い所です。
    > 是非風邪など召しませんよう。ご成功お祈り申し上げます。

    コメントありがとうございます。
    せっかくなので、11月5日のブログの方に山本さんのコメントについて
    書かせて頂きました。
    お互い、頑張りましょう。

    1. 2010/11/05(金) 11:14:20 |
    2. URL |
    3. 具象彫刻家 #-
    4. [ 編集 ]

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