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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    兄について。

    2羽のウサギ(石膏) 松田光司作2羽のウサギ (石膏)

    以前にも少しふれたが、私は二人兄弟で、二つ年上の兄貴がいる。


    まずひと言でいうならば、優しい兄である。
    今はたまにしか会う事が出来ないが、会えば大抵、尽きる事なくしゃべってしまう事が多い。

    兄は「光司と話すとパワーをもらえていい。」と言ってくれるのだが、私は兄と話すと「癒されていいなぁ。」と感じている。


    さてそんな二人の昔はと言えば・・・?

    当然小さい頃は、ケンカをするほど仲がいいとは良く言ったもので、しょっちゅう取っ組み合いのケンカをしていた訳である。
    それなりに互角だったように記憶している。(・・・兄貴はそうは思っていなかったかもしれないが?)
    しかし、ある時を境にピタッと取っ組み合いのケンカをしなくなる。

    何故か?・・・・別に仲が悪くなった訳ではない。

    何と兄貴が中学で柔道部に入ってしまったのだ、・・・・勝てる訳がない。(ちなみに今は柔道二段)

    ケンカを始めて、わずか数秒で抑え込まれて終了である。
    しばらくは悔しい思いをしていたと思うのだが、ケンカは勝てなくても他で勝てばいいや、と開き直るのである。

    弟というのは大抵、一番身近な目標である兄を何とか追い越そうと考えるものなのである。

    とはいえ、とりあえず柔道の事を除くと、やはり兄弟、だいたいどの分野においても似たようなレベルの事が多く、お互い、『フッフ、これは俺が勝ったな。』と勝手に思っている事も多かったのではないか。

    ちなみに兄は今、普通のサラリーマンなのだが、実は美術の才能もあり、小さい頃は随分と刺激を受けたものである。
    兄が小学校の図画工作の時、彫ってつくった「手」などは今でも目に焼き付いて離れる事がないくらい、本当に傑作だったなぁと思っている。
    要するに美術の分野においても、私の方が圧倒的にまさっていたという事もないのだ。


    さて、最初に兄には癒されると書いたが、一番の要因はやはり、「声」なのではないかと思っている。
    何とも優しい波長の声を出すのだ。

    ・・・で、私も兄弟なので、声も少し似ていると思い、妻に「僕の声も兄貴のように優しい声してるのかなぁ?」と聞くと、

    「いやぁ、お義兄さんの声は本当に優しい癒しの声だけど、あなたの声の中にはトゲを感じるわ。」・・・だそうである。


    中々、兄貴には敵わないものだ。・・・「兄貴、これからもよろしくね!」
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    1. 2010/10/31(日) 14:58:19|
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