FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    彫刻科を卒業した人は今何を?

    もみじ 撮影 松田光司

    さて、9月4日のブログ「彫刻家になる方法Part1」と題し、色々と書いた訳だが、その中でも、「東京芸大の彫刻科20人卒業して、10年経てば、2人も彫刻家になっていればいい方。」と書いた事について少し取り上げてみたい。

    という訳で、・・・・ではみんな一体何をやっているのか?


    この事に関し、先輩、後輩、同級生関係なく、私が知っている限り、思い出せる限りの事を書いてみようと思う。

    ただし、「私が知っている限り」という時点で情報の偏りもあると思うし、すでに過去の情報だったり、また聞き情報だったりするので、その辺はご容赦を。

    まず一番普通によく聞くのが、大学の教授、準教授、常勤講師、非常勤講師である。
    これは美術系大学に限らず、一般大学の教育関係や造形理論などの先生もやっているようである。

    同じく先生関係でいうと、美術系予備校講師、専門学校講師、中学、高校の美術講師など。

    他には自分で小さな予備校を経営していたり、お絵かき教室的な物をやっていたりもする。

    このような先生関係の人達は彫刻をやっている人もいればやめてしまった人もいる。

    さて、ここから少し系統が変わる。

    ・彫刻制作の傍ら、陶芸教室講師の人もいれば、彫刻家をやめて、完全に陶芸家へと変貌する人も。

    ・やはり彫刻家をやめて、プロのカメラマンに、・・・ただし、アート関係の撮影専門。

    ・いわゆる、一般的な彫刻の世界ではなく、仏像専門の仏師の世界へ。

    ・農家の跡を継ぎ、米作り。 同じく家を継ぎ、八百屋さん。

    ・彫刻家をやめて、建築家(もしくは大工さん)。

    ・マネキン制作会社に就職。人体標本制作会社に就職。おもちゃ会社に就職。造形制作会社に就職。(この辺は彫刻の特技を生かす事が出来る職業。)

    ・歌手としてデビュー。一時期ラジオ番組なども持っていた。

    ・彫刻をやめて執筆活動に入り、本も出版される。

    ・飴細工師として活躍。テレビなどでもたまに見かける。

    ・普通の会社に就職し、サラリーマンへ。・・・これはかなり色々な職種にそれぞれ就いているようである。


    一応、思い出せる限り書いたが、多分、他の仲間に聞けばもっといっぱいあらゆる職種が出てくるであろうと思われる。

    簡単に言ってしまえば、東京芸大の彫刻科を卒業しても、彫刻家になれる訳ではないという事、そして、バイタリティ溢れる連中(変わった連中)が多く、何をやっても何とかやっていける人が多いという事、・・・・それが芸大の彫刻科である。
    スポンサーサイト



    1. 2010/10/16(土) 09:00:00|
    2. 日常
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<「クラスで絵が上手い人」 というだけでは・・・。 | ホーム | 留守番電話・・・・3件のメッセージ。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/200-916e4a60
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)