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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    彫刻の飾り方。

    本棚に飾った「福人」 松田光司作本棚に飾った「 福人 」


    家の中での話だが、絵などの平面作品は壁があれば簡単に飾る事が出来る、・・・・では彫刻は?


    実は個展を開いた時など、結構よく質問される事なのである。
    一番多いパターンが、
    「彫刻って飾るのに立派な台が必要なんでしょ?そんな台なんて置く場所もないし、どうしようかしら?」といったもの。

    確かにギャラリーでは立派かどうかは別として、彫刻を置くための台が用意され、そこでスポットライトを浴びた状態で展示されている訳である。
    その状態を見てしまえば、確かに台は必要不可欠なものと思ってしまうのであろう。

    しかし、実際には台などなくても、普通の家の中に置き場所はいくらでもあるのだ。

    ちなみに我が家、それこそ彫刻は有り余るほどあり、家の中のあちこちに飾ってあるのだが、普通にテレビの上、本棚の隙間、下駄箱の上、机の端っこなど、自由自在に置いてあるのだ。

    彫刻というのは元々、立派な台に置くから立派に見える訳ではなく、彫刻を置く事によって、その周辺が立派に見えるようになる、・・・といった性質のものなのである。

    いい彫刻であるならば、首像くらいの大きさの彫刻を、部屋に一つ置くだけで、部屋全体の空気感を変えてしまうような存在感があったりするものなのだ。

    コレクターのお客さんの話を聞くと、それはもう一度味を占めるとやめられなくなるそうである。
    まあ、考えてみると我が家も、引っ越してすぐなどの時に、絵や彫刻が全く飾ってない状態というのは随分と寂しく感じたものである。

    ちなみに、このブログでも紹介したギャラリーシエールは4~5年ほど前から、家を簡単に改築した「ハウスギャラリー」となっている。
    それこそ一般の民家で、絵や彫刻を飾るとこうなるんだ、という事が実感を持って体験できる空間となっている。

    自分の家に彫刻を置いたらどう見えるか?という事の答えをそこで見いだす事が出来るかもしれない。

    さて、皆さん、芸術の秋です。
    ギャラリーシエールだけに限らず、ぜひ、色々なギャラリーに足を運び、マイホームに彫刻を飾る事をイメージしてみて下さい。楽しいですよ!
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    1. 2010/10/02(土) 11:40:18|
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