FC2ブログ

    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    美術館の企画展で思う事。

    岩手 厳美渓  撮影 松田光司

    美術館に対する話ではない。そのお客さんに対し思う事である。




    昔ほどの回数ではないが、興味をひかれる美術展には足を運ぶ。
    ・・で、そこでいつも気になる事がある。

    それは、まずその異常なほど多いお客さんの数。
    行列が出来、入場制限が設けられ、何時間も待つなどと言う事はいくらでもある話となっている。
    これに関し普通考えられる事として、とりあえず美術に関心のある人が多いのであろうと、推測されて終わりだったりする。

    しかし、それでは納得の出来ない事がある。

    何故、常設展の方はあんなにガラガラなのか?異常にお客さんの多い企画展に比べ、なんなのだろうあの少なさ?

    みなさんご存じの通り、企画展のチケットがあれば、たいてい常設展の部屋にも入場出来るようになっている。
    当然、企画展の会場と無茶苦茶離れているなどと言う事もなく、だいたい隣が常設展の部屋だったりするのだ。

    ・・・でも常設展の部屋は閑散としてガラガラ、・・・何故か?

    魅力のある作品がないから?・・・いや、そんな事はない。企画展の内容によっては、常設展の方がいい作品が展示されている場合も多々ある。
    何故こちらの素晴らしい作品をみずに帰ってしまうのか意味が分からないと思ったりもすることもしょっちゅうである。


    私が思うに結局、宣伝なのであろう。

    それが悪いとは言わないが、やはり宣伝に力を入れているなと思われる美術展はお客さんが圧倒的に多いのだ。

    どうしてもこのあまりに情報が多すぎる世の中、声が大きいもの勝ちだったりするが、いい物は他にいくらでもあるのだ。
    とりあえず、その身近ないい例が企画展の隣でいつもやっている「常設展」。

    皆さん、皆さんは大きいだけの情報に気を取られて、小さいけど有益な情報見逃している事ありませんか?
    スポンサーサイト



    1. 2010/08/03(火) 10:58:03|
    2. 芸術
    3. | トラックバック:0
    4. | コメント:0
    <<趣味は図画工作 !? | ホーム | 「石膏取り」について。>>

    コメント

    コメントの投稿


    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    トラックバック URL
    http://mitsuji415.blog28.fc2.com/tb.php/129-18d7f573
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)