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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    札幌三越グループ展。

    「華歩」と「雨あがり」(小) 松田光司作

    昨日から札幌三越9Fギャラリーでのグループ展、「子供の情景 彫刻展」が始まった。

    と言っても、私自身が行く事はなく、作品だけの参加となる。
    出品作品は上の写真の通り、「華歩」と「雨あがり(小)」のブロンズ2点。

    8月2日までの展示となりますので、近くにお越しの際は、ぜひ足を運んでみてください。




    さてこう言った「グループ展」というのはどういった経緯で開かれるものなのか、少し話してみたいと思う。

    またいつもの事で申し訳ないが、私の経験した範囲でしか語れないのでその辺はご容赦を。

    グループ展という事でまず思い出すのがやはり学生の頃、・・・・やる気は有り余るほどあるけどお金はない。
    そんな学生にぴったりなのが有志を募って開くグループ展。

    関わり方も人それぞれであるのだが、開催までにいろいろと衝突はある。
    有志が集まったとはいえ、その中の温度差もかなりあるのだ。

    それは授業中には気付く事のなかった、個々の作品に対する姿勢の違いが浮き彫りになる瞬間でもあった。
    とはいえ、荒削りな作品が並び、妙なパワーを感じる展覧会となったように記憶している。


    次に経験したのが、学芸員や画商が企画し、作家の人選もその人たちで決めるというもの。
    普通に作家活動しているとこのパターンがほとんどである。(今回のグループ展もこれ)

    お互い、面識がある場合もあれば、まったく知らない場合もある。
    また、会期中に交流を持つ場合もあれば、名前も顔も知らないまま終わる場合もある。

    学生の頃と違って人対人のぶつかり合いではなく、作品のみによる対話である事が多いのだ。

    まず学芸員や画商に選ばれなければ意味がないのだが、そこには彼らの明快なコンセプトがあり、いい意味で作品同士がせめぎ合い、生かし合う空間をつくり出してくれるのである。

    当然お客さんからしても、ある主旨にのっとった作品をいっきにたくさん見られるという利点がある。

    他のパターンのグループ展もあるのだろうが、とりあえず私が経験したグループ展はこんな感じである。
    どのパターンでもそれぞれの良さがあり、自分の立ち位置を確認する意味においても重要な役割を果たしてくれるものである。


    さて、札幌三越で開催中のグループ展はどんな空間を生み出してくれているのだろうか?
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    1. 2010/07/28(水) 09:39:13|
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