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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    作品ファイル。

    禎(黒御影石・部分))  松田光司作「 禎 」(黒御影石・部分)  大学3年の時に制作。

    個展などの時にギャラリーに置いたり、画商さんに見せたりするための作品ファイル。その中身とは?

    (今は「ポートフォリオ」と言うらしいが、私にはなじみのない言い方なので、やはりここでは「作品ファイル」とする。)



    彫刻作品集が出版されていれば、それが一番良いのだろうが、残念ながらそんな物はまだない。
    と言う訳で、私の作品ファイルがどんなものであるか語りたい。

    確か初めて作品ファイルを作ったのは大学院の頃であったと思う。
    やはり当時考えたのは、せっかくだからなるべくかっこよくおしゃれに、と言う事であったか?

    しかし、個展に来るお客さんの作品ファイルに対する反応を見ている内に、少し考え方が変わる。

    多少、俗っぽくても分かりやすい事、そして情報もしっかり載せるという事、・・・この二つの観点を加える事にした。

    情報を知りたいと思って見る人に対し、おしゃれなだけで情報がほとんどない、というファイルを見せても意味がないと気づいたのである。

    作品ファイルは見ようと思わない人のためにつくるのではなく見たいと思っている人のためにつくる・・・当たり前の事だが、これが基本姿勢である。

    さて、中身は?

    私のファイルの1ページ目は大学3年の石の作品から始まる。
    要するに「これが松田光司の彫刻である。」と言い切れるようになったのが、この作品からと言う事なのだ。

    やはり大学2年までの作品は習作であり、自分の資料としてはとても重要だが、作品として発表出来るものではなかった。

    また大学3年以降につくった作品でも、かなりファイルに載せていない作品はいっぱいある。
    その作品群は「失敗作」という位置づけではなく、「未完成」という位置づけ。
    これは正確に数えた事はないが、かなりの数にのぼる。いつか世にだそうと思っている作品ばかりである。

    あとは個展DMだの、新聞や雑誌記事、ポスター、チラシ等、ほぼ網羅して載せている。
    ここはまさに情報を一つでも多く知りたい人のために載せたものである。

    しかし、年々量も多くなり、ファイルも4冊になってしまうと、はっきり言って見るのも面倒くさくなる。

    と言う訳で、今、時間の合間をみて、新ファイル制作中。 お披露目はいつになることやら・・・。
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    1. 2010/07/22(木) 10:48:08|
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