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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    卵シリーズ。

    左手前「妖精卵ー風」右奥「妖精卵ー覚醒Ⅱ」 松田光司作左手前「 妖精卵―風 」、右奥「 妖精卵―覚醒Ⅱ 」(2010年2月、ギャラリー渓個展会場より)

    さて6月15日のブログでもふれた「1枚の布シリーズ」の変遷についての続き。




    このブログでもさんざん登場しているので今さらと言う感じもするが、一応、一連の流れを書いておきたい。

    10年ほど前に始まった「1枚の布シリーズ」。
    まず最初に、ここに加わったのが「レリーフ」という要素。

    そして3年ほど前、さらに「卵型」という要素が加わったのである。

    やはり発想は随分前からあったのだが、最初に思っていたのは「卵」ではなく河原などで見かけるゴロンとした玉石であった。

    「玉石にうっすらと浮かび上がるレリーフ」、こんなイメージが映像としてあったのだが、その頃、石を彫れる環境が私にはなかった。
    それであきらめる訳でもなく、しばらく保留状態にしていたのだが、ある時、ふと閃く。

    「石にこだわるのはよそう。」と。

    その時私に出来る事というのは粘土でつくる事であったが、自然石である玉石の形をそのまま粘土でつくっても面白くないし、その自然石の強さには負けると思った訳である。

    それで「自然で美しい形、しかも人工的につくったとしても形の強さを失わない。」・・・・この条件をクリアーする形、それこそ「卵型」であったのだ。

    こうしてこの後、多くの作品が生み出される事となる「卵シリーズ」が誕生する事となった訳である。

    しばらくこのシリーズも続くと思うのだが、実はもう私の中では次の展開が同時進行で始まっている。

    それを発表できるのはいつになる事であろうか?今後の展開もどうぞお楽しみに!
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    1. 2010/07/13(火) 09:41:47|
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