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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    明星大学生涯学習講座 第5回目。

    明星大学生涯学習講座「首像途中」⑤ 松田光司作明星大学生涯学習講座「首像途中」⑤

    今日で5回目の講座が終了した。あと1回を残すのみである。(5月15日5月29日6月12日6月26日参照)




    受講者の方々の作品も、完成度はますます上がり、ほぼ完成のようにみえる作品も出てきた。

    しかし実はこれからがやっと作品の核心部分の制作へと入っていける状態なのである。

    特に具象作品と言うのは表面的に見てしまう傾向があり、どうしても説明的になってしまう事が多いのだ。
    (深い見方をすれば抽象作品もかなり説明的に見える事が多いのだが、その事については今回ふれないでおく。)

    初心者の方の場合、ほとんどの人がそうなってしまうのだが、例えばこれは髪の毛ですよとか、これは鼻ですよとか、その形を説明的に作った時点で終わり、と言うパターンが多くみられるのである。

    これを打破する方法は色々あるのだが、ひとつの方法(考え方)としては、守りに入らないという事であろうか。

    一度つくった所を後生大事に取っておき、一切さわらない、というのでは絶対いい作品は出来ない。
    特に粘土の場合、とったりつけたり出来る素材である。
    壊す事を恐れていては意味がない・・・というか破壊と創造を繰り返しながら制作していくのが塑造(粘土作品)なのである。

    究極のみかたをすれば、作品の最後の仕上げも0.何ミリの世界における、破壊と創造のせめぎ合いであり、そんなやりとりの中、作品は完成されていくのである。

    さあ、ラスト一回、受講生の皆さん、守りに入ることなくがんばりましょう!
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    1. 2010/07/10(土) 19:51:28|
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