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    彫刻家 松田光司のひとりごと―思いつくまま―

    彫刻の制作をしながら日々思いつくことを書きとめる。

    作品タイトルについて。

    松田光司個展風景('10 ギャラリー渓) 撮影 松田光司右手前「 妖精卵 空―地 」その奥「 妖精卵 空―水 」(2010年 ギャラリー渓個展会場より)

    「この作品のタイトルってどうやってつけたんですか?」とか「この作品のタイトルの意味って何ですか?」というのはよく聞かれる質問である。




    作品のタイトルの付け方と言うのはいろいろなパターンがある。
    その中でも1番多いパターンは作品完成後、もしくは完成間近に考えてつけるパターンである。

    特に約束事などは決めていないが、比較的漢字を使う事が多く、辞書にはない組み合わせの漢字を使ったりもする。
    一応、自分の中では作品と合うように、作品の雰囲気を壊さないようにと思ってタイトルをつけている訳である。

    では最初からタイトルが決まっている場合とはどういうものなのか?

    これは主に二つのパターンがある。
    一つはシリーズ化された作品の時。例えば6月16日のブログでふれた「妖精卵―火」などは「妖精卵シリーズ」の一環なので制作する前からこのタイトルで決定していた。
    もう一つは依頼作品などで、明快なコンセプトが決まっている場合や、依頼主の要望がある場合。

    ではタイトルが決まっていて制作する場合と、そうではない場合と、どう違うのか?

    答えは簡単で、特に変わる事なく制作はすすめられるのである。

    私にとって伝えたい事というのは彫刻という造形であって、タイトルの文字ではない。
    タイトルが大事なのは当然分かるが、タイトルに全てがかかっていると思われるような彫刻をつくった事は一度もない。

    やはりメインは彫刻でタイトルは補助なのである。
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    1. 2010/07/05(月) 17:08:22|
    2. 思想
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